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乳酸菌飲料「カルピス」のもととなる発酵乳「カルピス酸乳」から生まれた「年齢ペプチド」

※ペプチドとは?:アミノ酸が2個以上つながった構造の化合物を「ペプチド」といいます。

しなやか博士:「年齢ペプチド」は、1992年に乳酸菌飲料「カルピス」を製造する過程でできる「カルピス酸乳」の生理作用に注目した研究で発見されました。今ではブルーチーズや味噌などにも微量に含まれているのがわかっています。
その後の研究により、さまざまな働きが明らかになってきました。

カルピス社の「年齢ペプチド」開発ヒストリー

「年齢ペプチド」は血管をしなやかに保つよう働きかけます。

しなやか博士:「年齢ペプチド」には、血管をしなやかにする働きがあります。そのメカニズムの一つが、血管内皮機能改善作用です。血管の一番内側にある血管内皮細胞は、血管の状態に応じて適切な指令(物質)を出して、血管の健康を維持する重要な役割を担っています。内皮細胞が産生する物質の中で、しなやかな血管を保つために特に重要な物質がNO(一酸化窒素)です。NOには血管を拡張させる働きや、プラークを予防する働きがあります。「年齢ペプチド」は血管内皮機能を改善することで、NOの産生を促し、血管をしなやかにしてくれるのです。

さまざまな試験により、「年齢ペプチド」が血管をしなやかにする作用が明らかにされています。

8週間で血管柔軟性が改善!

「年齢ペプチド」と運動を組み合わせることで、血管がよりしなやかに!

しなやか博士:それではこれまでの研究試験でわかってきた「年齢ペプチド」の働きについて、その試験結果を見ていきましょう。
まずは「年齢ペプチド」の血管のしなやかさの改善作用です。

「年齢ペプチド」の有効性データ①

血圧が高めの人70名を2つのグループに分け、「年齢ペプチド」を含む食品または「年齢ペプチド」を含まない食品(プラセボ)を8週間摂取してもらったところ、「年齢ペプチド」を摂取した群では、摂取していない群と比較して、PWV(脈波伝播速度:血管の硬さの指標)が低下し、血管の柔軟性が改善しました。

「年齢ペプチド」の有効性データ②

閉経後の女性43名を4つのグループに分け、①プラセボ摂取、②運動+プラセボ摂取、③「年齢ペプチド」を含む食品摂取、④運動+「年齢ペプチド」を含む食品摂取を8週間継続してもらいました。その結果、「年齢ペプチド」を摂取することで、摂取前と比べて血管内皮機能が改善し、血管がしなやかになりました。また、運動を行ったグループでも同様の改善が確認されました。さらに、「年齢ペプチド」と運動を併用するとさらなる改善がみられました。この結果から、「年齢ペプチド」には運動と同じくらいの効果があり、「年齢ペプチド」と運動を組み合わせることで、血管がよりしなやかになることがわかりました。

「年齢ペプチド」の働きによって、血管年齢の若返り効果も実証されています。

「年齢ペプチド」や食事指導により、血管年齢が低下!

しなやか博士:今では血管ケアのキーワードとしてよく知られる血管年齢ですが、この血管年齢に対しても、「年齢ペプチド」の驚くべき効果が確認されています。次は血管年齢の若返り作用について解説いたします。

「年齢ペプチド」の有効性データ③

血管年齢が高めの女性14名を2つのグループに分けて、1つのグループには「年齢ペプチド」を含む飲料を8週間摂取していただき、もう片方のグループには8週間の食事指導を受けていただきました。その結果、「年齢ペプチド」摂取群では、試験開始時の血管年齢61.2歳と比較して、4週目には58.2歳と3.0歳低下し、8週目では56.3歳と4.9歳低下しました。また食事指導群においても4週間目に、血管年齢の低下が確認されました。

「年齢ペプチド」は動脈硬化を予防する働きも期待されています。

血管の詰まり(プラーク)抑制!

しなやか博士:心筋こうそくや脳卒中などの血管事故を引き起こす動脈硬化は、生活習慣や加齢によってどんどん進行しています。中高年で心配に思う方も多いこの動脈硬化も、「年齢ペプチド」が予防する可能性が見出されています。

「年齢ペプチド」の有効性データ④

高コレステロール血症モデルマウスに「年齢ペプチド」を含む餌を31週間摂取させました。「年齢ペプチド」を摂取していない群(対照群)では動脈にプラーク(こぶ)ができて内膜肥厚が見られたのに対し、「年齢ペプチド」を摂取した群では肥厚が抑制されました。この結果から「年齢ペプチド」による動脈硬化の予防が期待されます。

「年齢ペプチド」によって血圧の低下が確認されました

しなやか博士:さらに「年齢ペプチド」を12週間摂取することで、血圧が低下することも確認されています。

試験内容
血圧が高めの人106名に「年齢ペプチド」を含む飲料または「年齢ペプチド」を含まない飲料(プラセボ)を12週間摂取してもらいました。
その結果、「年齢ペプチド」を摂取した群では、摂取していない群と比較して血圧が低下しました。
(中村康則ほか、健康・栄養食品研究.7.123-137(2004). )

まとめ

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