加齢による筋肉の衰えに「CP2998乳酸菌」

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加齢による筋肉の衰えと歩行機能の低下について

加齢による筋肉への影響

筋力低下のメカニズムと
歩行能力の低下

歩行

加齢による筋肉への影響

骨格筋は私たちが健康的に日常生活を送る上で大切な筋肉の一つです。筋力トレーニングなどで見られるように、骨格筋は運動によって鍛えることができます。骨格筋には優れた再生能力があり、運動などによって分解・破壊されても、その後の休息や栄養によって繰り返し合成・再生される仕組みになっているのです。しかし、その再生能力は加齢とともに衰え、筋肉量やその機能も低下してしまいます。

運動

筋肉量低下のメカニズム

筋肉は絶えず合成と分解が行われています。筋肉は細かな筋たんぱく質が束になってできています。筋肉を合成(増やす)するためには、この筋たんぱく質を増やす必要があります。筋たんぱく質はその名の通り"タンパク質"やタンパク質が消化されてできる"アミノ酸(必須アミノ酸やBCAAなど)"によって合成されるため、これらが多く含まれる食事による摂取が大切です。また筋肉の合成には、適度な運動も欠かせません。このように、日々筋肉が合成される一方、筋肉の分解も常に繰り返されています。加齢にともない、筋肉の合成機能の衰えや生活習慣病、貧栄養などの筋肉分解因子が活性化していくのです。

筋肉の合成と分解は、若い頃ほどそのバランスが取れている状態ですが、加齢とともに筋肉の分解量が合成量を上回ってくることによって、筋肉量は低下してしまいます。
高齢になるにつれ、筋肉合成の活性は低下する傾向にあるため、筋肉量の低下を防ぐためには、筋肉の分解を抑制してあげることが重要なのです。

筋肉量低下のメカニズム

筋肉量の低下と歩行機能

筋肉の量や機能は20歳ごろをピークに、歳をとるほどに衰えていきます。これは個人差こそあれ、誰にでも起こりうる現象です。40歳頃から筋肉の衰えは顕著になり、60歳頃からはさらに急激に低下します。
例えば、以前に比べて歩幅が小さくなったり、つまづくことが増えてきたり、階段や坂道を手すりなしで上がるのが大変になったり…。筋肉の衰えの中でも、特にこのような歩行機能の低下は、日常生活を送る上でも大きな影響があります。

筋肉量の低下と歩行機能



加齢による筋肉の衰えと歩行機能の低下について

加齢による筋肉への影響

歩行機能の低下による
さまざまな健康リスク

歩行機能の低下によるさまざまな健康リスク

歩行機能の低下は日常生活における身体活動の不自由さだけが問題ではありません。つまづき・転倒による怪我や外出への恐怖などの原因となり、生活習慣を悪化させ、さらなる歩行機能の低下を招く悪循環を生むことになります。
実際に、高齢者の要支援、要介護になる原因の第1位は転倒、骨折や関節の病気など運動器の故障であり、歩行機能の低下もその一因となっています。

図2
出典:厚生労働省2016年国民生活基礎調査を一部改編


さらに、歩行機能の低下はQOLの低下を招き、肥満や生活習慣病などのリスクを高め、深刻な循環器疾患(脳卒中や心筋こうそくなど)につながることも。
また、外出への恐怖や不安感などから引きこもりがちになり、うつ病などのメンタルヘルスの不調や認知症といった健康リスクを高めてしまう可能性もあります。

歩行機能の低下による健康リスクを予防するために

国立循環器病研究センターの調査では、1日の歩行時間が長い人の方が循環器病による死亡が減少するという結果になっています。また、1日当たりの歩数が増えれば増えるほど生活習慣病による死亡者数は減少するという関係が見られます。

図3
出典:文部科学省科学研究費大規模コホート研究(JACC Study)
「運動と循環器疾患死亡」(野田博之)より

図4
出典:厚生労働省健康局「国民健康・栄養調査」及び厚生労働省大臣官房統計情報部「人口動態統計」より、厚生労働省政策統括官付政策評価官室作成


下の図の通り、健康寿命(健康で自立した日常生活を送れる期間)と平均寿命との間には約9〜12年の差があり、いくつになっても健やかで不自由のない日々を過ごす基本は、歩行機能を中心とした、自分のチカラで正常に動くことのできるカラダづくりだと言えるでしょう。

図5
出典:「健康寿命の延伸・健康格差の縮小」(厚生労働省 平成30年3月9日発表資料)より