「CS19ペプチド」脳の認知機能の改善に
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研究開発担当者が語る、「CS19ペプチド」の特別な働き
脳の認知機能を改善する
「CS19ペプチド」とは?

「CS19ペプチド」
研究開発担当
大澤一仁
「CS19ペプチド」のポイント
- ●乳酸菌飲料「カルピス」の素となる、「カルピス酸乳」の研究で発見された健康成分
- ●様々な試験によって記憶力・集中力などの脳の認知機能の改善効果が明らかになっている
- ●脳内神経伝達物質(アセチルコリン)や脳由来神経栄養因子(BDNF)の量を増加させることで脳の認知機能を改善する
乳酸菌飲料「カルピス」の素となる、「カルピス酸乳」の研究で発見された健康成分
ペプチドとは、私たちの健康に欠かせないたんぱく質のもととなるアミノ酸が2つ以上つながった成分のことです。構成するアミノ酸の種類、数、並ぶ順番によって多くの種類と異なる作用を持っています。「CS19ペプチド」は乳たんぱく質の一つであるβ-カゼインから切り出されてできたペプチドです。
「カルピス酸乳」は、乳酸菌飲料「カルピス」の素となる発酵乳のことです。
1980年代に、マウスを用いた研究によって「カルピス酸乳」には寿命延長効果があることが明らかになりました。その後もさらなる可能性を検証するために「カルピス酸乳」の研究は進められています。「CS19ペプチド」や「年齢ペプチド」はその中で発見、機能性が解明された食品成分です。
(荒井幸一郎ほか、栄養と食糧.33.219-223(1980).)
さまざまな試験によって記憶力・集中力などの脳の認知機能の改善効果が明らかに
これらの研究成果は国際的な学会や論文で報告されており、大きな注目を集めています。
脳内神経伝達物質(アセチルコリン)や脳由来神経栄養因子(BDNF)の量を増加させることで脳の認知機能の改善に期待
研究の結果、「CS19ペプチド」の脳の認知機能改善のメカニズムも明らかになってきました。
認知機能に重要な役割を担っている神経伝達物質のアセチルコリンや、神経細胞の成長・維持、保護に関わっているBDNF(Brain-derived neurotrophic factor:脳由来神経栄養因子)は加齢によって生成量が減少していきます。
研究の結果、「CS19ペプチド」を摂取することで、脳内のアセチルコリンやBDNFの量を増加させ、認知機能を改善させる効果に期待できることがわかってきました。